メンターシップに終わりはないー対話が育てる、キャリアを超えた学び
キャリアをスタートしたばかりの頃、私は知識や経験のある人が他人の成長を支援するメンターシップは、新人の時期にこそ役立つものだと思っていました。ビジネスマナーもキャリアの描き方もよく分かっていなかった私は、自信や方向性がついてきたら、今度は自分がメンターになる番だと考えていたのです。
しかし、年月を経て学んだのは、「メンターシップに終わりはない」ということでした。実際、私がこれまでに築いてきた最も価値あるメンターとの関係の多くは、キャリアの後半に、予想もしなかった相手との間で生まれたものでした。そしてそれらは、今もなお進化し続けています。
答えではなく「考える力」を与えてくれた最初のメンタ...